かいづち

X-メンのかいづちのレビュー・感想・評価

X-メン(2000年製作の映画)
3.0
【人類の脅威か否か】
今回のプロフェッサー : 失神

アメコミ史の先駆けとなるX-MENシリーズ始まりの物語。
プロフェッサーXを中心にX-MENが動き出し、人間社会で徐々に認知されると同時に危険視されるミュータントという世界観の中で、本作は特にローグとウルヴァリンが抱えるミュータントとしての悩みがテーマで進行します。

このテーマ性は、現代社会の姿にも当てはまる根深い多種多様さの順応しづらさとなり、丁寧に描写されていきます。

私が生まれた2000年公開のため、2024年現在ローグ役で若さ全開なアンナ・パキンも42歳、『マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)にて久々の登場となったパトリック・スチュワートも84歳と、既に旧作として時間が経過しているものの、多くの魅力と後続作の影響で、とても楽しめる一作です。

マイケル・ファスベンダーのマグニートも良いけど、イアン・マッケランも良すぎますね。
皆さんはどちらが好きですか?
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