【サッカーやろうぜ！】
宮尾佳和監督の2010年の人気アニメ『イナズマイレブン』の劇場版作品
〈あらすじ〉
熱血キャプテンの円堂守を中心に、多くの試練を経て強豪校へと成長した雷門中サッカー部。ついに日本一を決める大会の決勝戦に挑む。しかし、そこに現れたのは本来の対戦校ではなく、未来から来た最強戦士軍団「オーガ」だった…。
〈所感〉
紛れもなく『イナズマイレブン』がきっかけで、中学でサッカー部に入った私が、当時最高に楽しんでいた劇場版。Huluで見られることに気付き鑑賞。懐かしい。これ震災前の作品だったのか。やはり、無印こそ至高だと思わされる。熱血キャプテンの円堂守と初代雷門メンバーの立ち上がりの歴史もこれでおさらいできるのが良い。ただ、90分とサッカーの試合と同じ時間の上映時間の半分以上は無印の総集編みたいな感じなので、ファンからしたらそこはもうそんなに時間割かなくていいよっ！て思ってしまう。それでも後半にかけて新要素が登場し、未来の遠藤の曾孫・カノンと今よりもっと先の未来で出会うことになる吹雪・虎丸・飛鷹・ヒロト・フィディオらの参戦は胸熱すぎて思わず「マジで感謝〜♫」と歌ってしまう。敵であるジ・オーガのバダップのデススピアーが強力でビジュアルもカッコよくて、かと思えば豪炎寺の映画限定の技マキシマムファイア、円堂のオメガ・ザ・バンドが飛び出すのは最高の演出だった。やはり、私は死ぬまで円堂チルドレンなのだろう。
