クリストファー・ノーラン監督の初期作品と聞いて時間軸の描き方に身構えて挑むが見始めから混乱続き。まるで記憶を保持できない主人公の追体験をしているようだ。途中でカラーは物語を遡り、モノクロは順行で進ん…
>>続きを読む10分程度しか記憶が保たなくなってしまった男が妻を殺した犯人を探す話。
手前手前の出来事から逆行して見せていく手法が男の記憶力とリンクしていて面白い
一度見ただけでは分からなくて何回か見て…
妻殺しの犯人を探す男 レナード
だが男は事件の後遺症で妻が殺された以前のこと以外は10分程度の記憶しか保てない
男は必死で大事なことをタトゥーで体に残したりポラロイドで撮った写真にメモしたり…それ…
これが10J06部に出てくるJAIL HOUSE LOCKの元ネタか~
最後のどんでん返し、というのも物語の展開が、ではなく真実が~というもので主人公の状況打開する出口さえも…と思うとつらい映画で…
ノーランは、この映画で現代における唯識的態度を象徴的に描き、その基盤である人の意識と認識の怪しさ、そして、逆に、一人の生としてはその唯識的態度で完結してしまえることの可能性を描いている。
真っ当な議…
わっからねぇ…。
「レニー」と満面の笑みで何度も出てくるシーンがこびりついて。
すっきりしないサスペンスはもやもやする…
あらゆる可能性を孕んだ終わり方なので、全てが本当もしくはウソという…??…