それなりにパニック要素が復活して、舞台も宇宙船内にカムバック。リプリーの扱いについてかなり攻めたというか強引さがあるし、エイリアンの登場シーンがちょっと少ない気もするけど、一つのエイリアン映画として面白い。
その上で気持ち悪さはシリーズ1と言って良いレベル。ウェイランド社が本当に頭おかしいけど、会社としての執念がすごくて恐れ入る。プロメテウスの時代から400年近く経ってようやく人体との合体実験に至ったと思うとお疲れ様すぎる。
今作の見所となればやっぱり水中からのハシゴ上りあたりか。何かから逃げてる場面で泳がざるを得ない状況嫌すぎる。ましてや60mくらい距離があるとか息もたん。
水から出たと思ったら卵まみれ、ハシゴ上りも実質逃げ場なしのようなもん。酸攻撃があり、逆さ射撃シーンがあり、ハシゴ踏ん張りがあり、裏切りがあり、復活(早すぎ!?)がありとなかなか見応えある。
ロン・パールマンの存在感はやはりさすがと言えるが車椅子のドムが好き。組み立て式の銃ってロマンある。成人男性背負ってハシゴに掴み続けるところめちゃくちゃ応援したくなる。
寄生され済みのおじさんがなんか途中加入するのは話としてよく分からんけど終盤の見せ場は割と印象に残る。あれもだいぶ気持ち悪い。
ウィノナ・ライダーがなんか透明感ありすぎて正直馴染んでない笑 いや、ウィノナ・ライダー出てるのすごいな。どうせなら銃で戦うところも見たかった。
日本ではエイリアン4ってなってるけど、原題Resurrectionってなってたの初めて知った。