卓越したブラックユーモアによって炙り出される、台湾から見た太平洋戦争史の断片
権力、民衆、搾取、無知、家族、友情、滑稽、悲哀、戦争、、、そこに不屈の諧謔!!
決して綺麗事に酔いしれることのない、溢れ…
最高だった。
なんであんなユーモラスにえがけるのか。
しみったれた感じを一切なく軽やかにでも哀しくえがく。
人が死ぬ描写よりも
魚が裏返されて身を食べれなかった描写の方がいかに切なく、不条理で、…
凄く面白かった。
もっと淡々としたストーリーかと思ってたのに
ド田舎の小さな村に住む人々にまで及ぶ
戦争、占領の姿が
生々しく、可笑しく描かれていて
飽きることのないストーリーだった。
ていうか、素…
台湾巨匠傑作選2024にて。米軍の空襲で畑に落ちてきた不発弾の処理をめぐる愉快な展開と、日本人によって消化訓練や財物の徴収を課せられて戦争に協力させられる具体的な描写の数々が、シリアスとコメディの不…
>>続きを読む新宿K'sシネマ「台湾巨匠傑作選2024」にて鑑賞。ワン・トン監督「無言の丘」を見た後だったので、あれくらい重厚な大作かと身構えていたら、かわいらしいコメディー映画だった。
日本統治化の台湾。太平…
日帝下の台湾僻村。娘は夫を失い心を病み、牛は日本軍に徴用され、地主には売却を告げられた一家の畑に米軍の不発弾が。
王童/ワン・トン台湾近代史三部作の初編は、泣きっ面に蜂の連続をカラッと見せ、笑わせ…
日本統治時代ってこんな感じだったんだ。みんなすごく日本語を理解してるし、話すのも上手。特別悪い感情も抱いていない緩い雰囲気があって、台灣人のことがもっと好きになった。
日本人が主婦の訓練をする場面…
1944年、日本による統治が終わる間近の台湾南部の村の物語。
ワン・トン監督が台湾の庶民の歴史を描いた『台湾三部作』の1作目。英語字幕にて。
畑にいる案山子/かかしがこの村の状況を語り始めるという…
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