鑑賞記録
古代ローマ帝国が栄えていた時代、皇帝“アウレリウス”は将軍“マキシマス”に家族以上の深い絆と絶大な信頼を寄せており、次期皇帝の座を彼に譲ることを考えていた。しかしその事を知った、息子“コモドゥス”は自身が皇帝の座に相応しいと父親を殺害、マキシマスを死刑宣告する。マキシマスは隙をついて逃亡を図り、妻と子に危険が及ぶことを危惧し、故郷へ戻るが先回りされて殺されてしまう。絶望の中、奴隷として捕まり剣闘士として闘技場で死合いを繰り返す中で、コモドゥスに復讐を誓う...というお話。
11月に続編が公開されて、本作との繋がりに関して記憶を掘り起こすため、改めて再鑑賞。
歴史物ではあるが、ストーリーはⅡと同じく王道で続編で映し出されたシーンの元ネタが要所要所にあったので、「あっ!このシーン、IIと同じだ!」と、また違った視点から楽しむことができました!
公開された2000年当時で、コロッセオやローマ帝国の再現度はやはり度肝を抜かれるし、マキシマスを演じた“ラッセル・クロウ”さんの哀愁漂いながらも人々を突き動かす希望の象徴としてでの佇まいが国を造り、動かしていく本来の在り方だと思いました。
一方でコモドゥスを演じた“ホアキン・フェニックス”さんも青二才で小悪党っぷりが存分に曝け出していましたね!
傷を負わせたぐらいで勝てるわけないって!
卑怯だけど、詰めが甘いよね〜。
忘れていたが、コイツは重度のシスコン野郎でしたね(笑)
まぁ、コニー・ニールセンさんの色気だったら自分でもめっちゃ甘えたくなります。(むしろ別の意味での剣闘士に化けるかも笑)
しかしながら、IIの主人公“ルシアス“との関係性が不透明だったりと続編とのリンクにしっくりこない部分があったので、再チャレンジとして連続で観てみたい。
P.S
この作品では、サメやサイの表現が叶えられなかったと言っていたが、自分としてはハイエナを家で飼っている方がちょー珍しくてビックリしました(笑)