のんchan

ラジオ・フライヤーののんchanのレビュー・感想・評価

ラジオ・フライヤー(1992年製作の映画)
4.0
"ラジオ・フライヤー"って何?
から始まって観たけど、アメリカでは一家に一台的な4輪が付いた物を入れて動かせる小さな台車のこと。

マイク(トム・ハンクス)が語り手になり、息子2人に自分の子供時代を思い出して兄弟の楽しかった、いや切なかった、悲しくても夢のある、そんな想い出話を聞かせるストーリー。

ジャケ写で解ると思うけど、この兄弟の可愛さでずっと見守っていたくなる。


兄のマイク(イライジャ・ウッド)と弟のボビー(ジョセフ・マゼロ)は両親の離婚でカリフォルニアの片田舎にやって来る。
友達からは余所者扱い。いつも2人でラジオ・フライヤーを引っ張り、愛犬シェーンと共に何もない土地を駆けずり回って過ごしていた。
母が再婚した義父キング(アダム・ボールドウィン)はアルコールが入ると暴力を振るう。母のいない時に抵抗できないボビーに虐待が続いていた。2人とも母に言えず小さな心を痛め、恐怖の中で過ごす日々。
マイクはボビーのためを思い、一緒にラジオ・フライヤーを改造して小さな丘から飛び立たせる。


子供目線での現実とファンタジーが混ぜ合わせになる。

トム・ハンクスはクレジットなしで、最初と最後にちょこっと出るだけ。
しかしラストには大きな感動が?観る者によって感じ方は違うかな?

『過去は心の中に、真実は物語の中に』


イライジャ・ウッドの可愛さったらスペシャルでした。性格も良さそうなのが伝わってくる。
のんchan

のんchan