アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年の作品情報・感想・評価

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アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年1992年製作の映画)

DIE ANTIGONE DES SOPHOKLES NACH DER HOLDERLINSCHEN UBERTRAGUNG FUR DIE BUHNE BEARBEITET VON BRECHT 1948 (SUHRKAMP VERLAG)

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

4.0

『アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年』に投稿された感想・評価

ゆう
3.4

久しぶりに見たけど、そこまでピンと来ず。

演劇設定のような俯瞰気味に、ここでもあくまで厳粛に繋いでいく。
太陽が雲から見え隠れして、本来は避けるはずの自然光もそのままで使い、舞台の現代の映り込み+…

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このレビューはネタバレを含みます
固定される位置、ショット

繰り返された、再び起こりうる悲劇
克服されぬ鈍感さ
打ち砕かねば

舞台しすぎているかと思いきやそうでもない
演劇であることは間違いなけど
「ヘリコプター音のみで映画としての程を成している」というわけでは勿論なくて、
時代を越えた街並みのインサートだったり、
対話の…

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木
-
戦争から逃げた兄を正しく弔うのための闘争、というだけでやばい
ブレヒトのテキストがとにかくいい

ストローブ=ユイレに対してはまだ距離を測りかねている、パンのタイミング、編集がやばいのはわかるが
3.0
このレビューはネタバレを含みます
地面、棒台詞、景色、地面、棒台詞、景色…異化効果を見続けた時、人は寝る

OPでのワーグナー、ドイツ語の話し方、クレオンの態度であきらかにナチス批判なんだけど、真面目で誠実という印象しかない
全作品上映会にて鑑賞。
ブレヒトの異化の概念が映画を通して体感できる素晴らしい作品。
最後に差し込まれたブレヒトの言葉に胸を打たれる。
戦争の時代となってしまった現代にこそ見るべき作品。
8
3.0
みんなが好きと言うのは分かる
演劇的な過剰演技が多く見られた やや異物、ああつまり上演ドキュメンタリーですよということを押し出したのかしら
煙
4.2

馴染みやすいストローブ=ユイレ。オープニングが不穏な音楽で始まるのがめずらしい。笑う演技(国王)がめずらしい。人物と人物をパンで繋ぐのがめずらしい。そのパンも早いのがめずらしい。セリフで物語を紡ぐの…

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Yuhi
-
最もプリミティブな形態としての映画。過激な実践が究極的な洗練を生み出している。虚飾の劇性を捨てた映画の力。
3.0

うーん。やっぱりアンティゴネーかっこよかったとしか。原作の良さですよね、これは...

人が突っ立っているだけの映画も好きですが、なんかこの人たちのは合わないですね...。カレンダーペラペラめくって…

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