ひでやん

ピーター・パンのひでやんのレビュー・感想・評価

ピーター・パン(1953年製作の映画)
3.8
夢と冒険の島へ。

ピーターパンをちゃんと観た事がなかったので、今更ながら鑑賞。ティンカー・ベルって、気が強くて嫉妬深くて喋らない妖精だとは知らなかった。怒ると赤く光るから分かりやすい。

犬のナナに妖精の粉をかけたのに、なぜナナがいないんだ?と思い、ナナが空を飛んだ場面を見直してみると、ロープで木に繋がれていたんだね。飛んだのに置いてけぼりのナナがちょっと可哀想。

ネバーランドの大冒険。人魚の泉、インディアンの集落、港町、ドクロ岩、湿地帯、森林…海に囲まれた夢の島に心躍る。尾田栄一郎が今作の影響を受けた事がよく分かる。クロコダイルなんてフック船長だもん。泣く子も黙るフック船長だが、それほど強くなかった。空を飛べないからね。ピーターパンの宿敵というより、ワニの宿敵だった。

20歳で大人なら、未成年て短いな。ずっと子供のままだったらいいのに、すっかり大人になっちまったぜ。
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