興味本位でコッポラの処女作を見てみた。
7年前に亡くなった娘のためにアイルランドの古城で儀式を行う一族。その長男が湖で心臓発作を起こし、その遺産を根こそぎ奪うために工作する主人公の女。
ストーリが面白いかと言われたら別にそこまでなんだけど、まず白黒だし、シーンの見応えは十分あったかな。使われなくなった娘の部屋の玩具怖かった。トイ・ストーリーの監督もこの映画観たのかな。
やっぱホラーの主人公は行動力のあるカスに限るね。主人公の女が真っ先に死ぬのが予測不可能で驚いた。湖に飛び込んで湖底にある恐ろしい光景を目撃して上がってきたところを何者かにキルされるんだけど、そもそも飛び込む必要あったか?っていうツッコミを入れたくなる。
この映画で学べたのはホラーの凶器において斧🪓が最強であるということ。『悪魔のいけにえ』『シャイニング』なんかもそうだけど、斧ってやべえわ。やっぱ斧を使う人殺しはこぞって脳筋だから、一発で仕留められないんだけど、それで何回も壁とかをぶっ壊しながら迫るのがおっかない。焦らされるにしては威力が大きすぎる。