粗大

マン・オブ・スティールの粗大のネタバレレビュー・内容・結末

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

粗、好き嫌い分かれそうな雰囲気は割とあるが個人的には嫌いになれない作品

役割を持たない赤子が神になる物語としては傑作に近いが、スーパーマンの人間性は十分に語れていなかったようにも思う、特にあの戦いの後の態度等から見ても
良い意味でも悪い意味でもドラゴンボール的だとも感じた、迫力、ワクワクはかなりあるが命が軽め

新スーパーマン前の見直し
多分ちゃんと見るのは2回目
製作としてザック・スナイダーとノーランも関わってるらしいのはすごい
神話のような画の迫力、画がひたすらに美しいのはザック・スナイダーの特徴か
荘厳な音楽
これぞスーパーマンのオリジン
神であり同時に成長できる存在としての出自

スーツや装甲含めてデザイン性かっこよすぎ

特別テンポ感が良いわけではないが、見せ場が割と間断なく続くので飽きない
雰囲気はあまり変化しないので、そこが合わない人はいるかも知れない

ヘンリー・カヴィル完璧すぎる
顔も体も整いすぎ
美しい神性の演出とともに心動かされる人間性のある表情も抜群
メガネかけてもイケてない感は出ないのでアンドリュー・ガーフィールド的な批判、立ち位置になるのも分からなくはないが個人的には好き

違和感やツッコミどころは探せば結構あるけど触れていくのが無粋だと感じるほどの格好良さ、またそれも設定が語られていないという範疇に収められるものでもある

回想のやり方も丁度いい

ヒーローの戦いとしては人死が出過ぎているというのもわかる、批判として
ただちゃんとした戦いが初めてでかつ余裕を出せる敵でないという理由もある
最初見たときはゾッドに手を下す際、何チンタラしてんだという気持ちにもなったが、見返すと最後の同胞を自らの手で殺すという選択、地球人とクリプトン人とのアイデンティティとの確実な決別という点で見ると分からなくはない
唯一かばえないのは、人死にまくってまだゾッドも生きてるのにロイスとキスしてイチャイチャしたこと、これがなければ全面的に好きになれた

ララ役のアイェレット・ゾラーは既視感あるのにここでしか恐らく見たことない、綺麗な方
ファオラウルも好きだったな
ラッセル・クロウの信頼感もすごい
粗大

粗大