小説家を志望するチャーリーは高校に入学したばかり、友達が欲しいと思っているもののなかなか友達ができません。あまり使いたくない言葉ですが、Filmarksあらすじの言葉を借りるなら「スクールカースト」の最下位に位置付けられたチャーリーですが、明るい性格のパトリックと仲良くなったことから次第に友人が増え、青春を謳歌するお話です。
青春を謳歌すると言っても、全てが上手くいくわけではありません。友人関係や恋愛において失敗したりもします。でも、友達もできなかった彼が恋愛をして思い悩み、失敗をすることだって、これこそ青春。キラキラしていてまぶしく見えます。
チャーリーは過去のトラウマが時々フラッシュバックしパニックを起こすのですが、人間関係が上手くいかなかったのはこのトラウマも理由の1つかもしれません。
そこから抜け出せたのは、仲間の力でもあり、彼自身の力でもあるでしょう。優しい雰囲気のチャーリーの内に秘めた強さが見えたようでもありました。
青春時代を描いた作品ですが、青春時代だけにとどまらず、この先の人生までもを肯定するかのような、とても前向きな気持ちになれる素敵な映画でした。
ところで、映画開始数秒で「ワンダー 君は太陽」に音楽の雰囲気がとても似ているなと思ったら、同じスティーヴン・チョボスキー監督作品でした😊
2025-9