このレビューはネタバレを含みます
今まで気が進まなかったけど、この映画を見ようと思った理由はふたつありました。
ひとつは、この映画の原作者のニコラス・スパークスは何か好みと合っていないような気がして避けてきましたが、ここでの評価が悪くなかったこと。
そしてもうひとつは、この映画の監督のラッセ・ハルストレムは大好きなんです!
シッピングニュースまでは…。
なので、その考えを打ち砕いてほしかったということ。
そんなわけで、いざ見てみたのですが、結果は…………点数を見れば分かってくれると思います。
正直ああいうサスペンス的な描写は、この監督に向いていないような気がします。
ストーリーも特に面白いところは見当たらなかったかなぁ…。
あの人の正体が分からず、驚きはしましたが、う~ん、そんな上手く活用出来ていなかったような…面白さと結びつかなかったんですよね~。
あと、主人公が男の人と自転車がきっかけでケンカになってましたが、あの人が下心で勝手にやっといて、断られてもおかしくはないのに怒るって怖くないですか?
しかも
人の好意には礼を言うもんだ
と捨て台詞を吐いて…。
それなら、直接彼女に上手く話して自転車を渡した方が良かったんじゃないかな。
家の前にいきなり置くのは、ちょっと怖いですよ。
しかも主人公がその後、謝ってるのにも関わらず、すぐに許さず怒ったままって…。
ちょっと、どうなんだろうと思ってしまいました。
ここでの評価が高すぎると思うぐらい、印象にも残らない、ありきたりなストーリー
って感じでしたので、この点数にしました。
あと、ちょっとしたことに気付いたのですが、この原作の人の映画のポスターって、男女が凄く近い距離で向かい合ってるものばかりですね。リクエストでもしてるのかな?と思うぐらいに…。
この映画のおかげで、
この原作者の映画
シッピングニュース以降のラッセ・ハルストレム作品
の鑑賞を、また躊躇うことになってしまいました。