(おまけ)
現状は、仮にここ冒頭に記載。
深夜に乗じて、度量のせまい わたしの苦言をいいます。これを受けて次回から わたしに石を投げたいと思う方が かなり増えると思いますが、どうぞ投げてください。
わたしはね、自身では いわゆる「ネタバレ」機能を基本的に使いません。なぜなら、慎重に意識して映画の筋にまつわるコメントを避けて 感想文に書かないから。しかし最近のユーザーのかたの風潮をみると、感想にとどまらず、映画の機微に触れる情報を「のうのうと」文章に並べ立て、あるいは感想文の冒頭に「ストーリーの結末」まで さっさと ひとふで書きで要約するかたがおられる、少なからず。こういうのはね、ぜんぶ「ネタバレ」ボタンを押すか、感想文下部にそれらを集約して「以下ネタバレを書きますよ、注意してね」と明記(このアイデアは良心的ですね)してください。まあひとことでいうと、そうしない彼女らかれらは 罰課ものですね。ルールに書いてあることだから。
以下、さいきん気になったネタバレの無神経開示で、わたしがイラっと(いうかイライラっと)したものを列記してみます。
① ロボット・○○○○ズ
最近のスマッシュヒット作品。
・〇と〇の○○劇であることを、いきなりわざわざ明かすことが適切か。映画のあらすじをなぞることに、なんの意味があるのか。
・作中でローテーションしている楽曲○○を、ことさらに明かすことが読者にとって好ましいのか?
・ものがたりの舞台が19○0年代の〇〇だと決めつけることに、なにか根拠はあるのか? ○0年代でもありうるのではないか。すくなくとも20○○年までは。
・結末が映画Aや映画BやCに酷似していると 安易に言及することは適切か? これは このものがたりの結末を ほぼ明かしているのではないか。
・ロボットが〇に遊びに行く やや不自然に、に いちいち 絡んでこだわる必要があるのか。鑑賞者として ものがたりを丸のみする寛容に欠けるのではないか(これはネタバレとは異質ですが、多く見受けます)。つまり おとなとして幼稚すぎないか。あ ごめんなさい、ほんとうのことをいって。
② ○心領域
・○○が○○の近くだと、映画の核心を いきなり種明かしをする権利はあるのか。不誠実ではないか。
③ 〇れなるものたち
・あまりに感動したのか、全編にわたって あれこれネタバレしているひとが続出。うーん、気持ちはわかりますが。
④ ウーマン・ト〇〇〇〇
・〇年の〇国での話しを踏まえている という事実無根かもしれない開示が頻発している。ものがたりの転換点である、楽曲○にまでイチイチ言及する。どこでそんな〇年〇国情報を事実として調べたのか? 不確かな伝聞情報を不用意に露呈することで、ほかのひとの鑑賞の感興を大きく削ぐのではないか。
⑤ カモン〇○ン
・子供たちへの連続インタビューが、その場での即興のほんもの内容だと 平気で吹聴する。その主張の具体的な根拠は なにかあるのか?
さて、ここでわたしが申したいことは、
つまり みなさんがお書きになる感想文において、
・ネタバレ情報は、傍目(はため)に触れないように、なんとかして ぜひとも隠していただきたい。できれば あなたの胸のなかだけに秘めてほしい。
・ほんとうかウソかが わからないような「ウンチク」情報「伝聞」情報は、作品の理解や解釈において、へんなノイズやバイアスをかけるので、もしそれが真実だとしても 言及しないでいただきたい。たとえ監督の言であったとしても。ただ自分ひとりだけで、わけ知りをほくそ笑んでください。
という2点に集約されます。
いいですか? わかりましたか? ここ 重要で試験に出ますよ。
= =
インターステラーはかなり前に何度か観て、終盤の意味がよくわからなかったので、またそのうちに見直します。そのときには映画の感想文を ほんらいの上にもってきて、上記の個人的願望(というか指令)事項を「おまけ」に落とします。いまの☆5つは、単なる客寄せの仮装です。
おたがい、きもちよく スラスラと感想文を書いて(ネタバレ隠し機能を活用して)、それらを安心して サラサラと読める世界にしたいですね。
おしまい。