史上最高の(ハード)SF作品。
地球の環境崩壊が迫る中で人類の生存の希望を探るため宇宙飛行士たちが未知の銀河へ旅立つお話🚀
ず〜っと温めてたやつ10周年IMAX鑑賞。
(600レビュー目)
あ〜とうとう観てしまった…SF好きなのに我慢してIMAX再上映を待った甲斐があった✨
何も文句の出ない完成度&ドンピシャなハードSF感故の満点(知ってた)。
SFって2つに大別できると思ってて(余談)、
1つは科学的な整合性よりも物語性やキャラクターのドラマに重きを置く「ソフトSF」
(↑多分スペースオペラはこっち)
もう一つは現代の科学的考証に基づいた技術の延長線上で物語が構築される「ハードSF」
そんで自分はどちらのSFも大好きで、
ソフトSFというかスペースオペラなら間違いなくSWがベストなんだけど…
本作はハードSFの中でベストだった✨
とりあえず本作は“絶対に”IMAXで鑑賞後、
すんばらしい解説動画があるので(素粒子物理やってた人以外は)それをセットで観ることをオススメしたい。
コレ→https://youtu.be/BUdXM0OCMXg?si=eb2qVoX8LOR_kfRT
ただ、本作の凄いところは相対性理論や量子重力理論といった激ムズ理論を扱っていながら秀逸なストーリーと映像で万人が楽しめるエンタメ性も兼ねてるところだと思う🤔
だから別に科学的なところは全然理解できなくても問題なく楽しめると思う。
が!やっぱり個人的には色んな解説など調べて科学的なところまでちょっと分かった方が楽しいと思うな〜なんせノーベル物理学賞受賞者が監修している稀有なハードSFだから。
ストーリーに関しては…高次元すぎて素人が簡単にレビューできる内容ではなかった(笑)
のでやはり解説を見るのが1番良いと思う。
ただ、あんな壮大な世界を描きながらも“愛”というテーマが一貫してたのは感動的で普通に泣ける🥹とだけ言っておく。
キャスティングも実に豪華✨
マシュー・マコノヒーは普通にオスカー級の演技してたと思うなぁ。
個人的には火星に行けなかったマット・デイモンが好きだった(笑)
推しキャラはTARSかな■
そしてあの圧巻の映像。
あれはIMAXじゃないとダメだわ🙅まだ観てない人は配信で見ず、定期的にやってくれるIMAX再上映を辛抱強く待つべし(笑)
どれくらい映像が凄いかと言うと、ブラックホールのCG再現が精巧すぎて2つの研究論文が書かれたくらい。
てかブラックホールが初めて観測されたのって2019年だよね??実はフィクションが先行してたの怖いw
そんな秀逸な映像に加えてハンス・ジマーの音楽よ…一気に宇宙に引き込まれる感覚🛰️
鑑賞終わった頃には思考をどっかの時空に置いてきてしまったようでしばらく思考止まってた…😮
最後に私的な考察(ネタバレあり)↓
・マン博士は戦犯ではなく救世主説。なぜならマン星で無駄な時間と燃料を費やしたり、エンデュランス号を破壊されなければエドマンズ星に行けたけど…そうするとクーパーがガルガンチュアに入って特異点のデータをマーフに送るイベントが起こらない…つまり地球滅亡確定してしまうから。全てはマン博士が害悪だったおかげだ!😳
・本作で1番凄いアイテムは宇宙服説👩🚀ブラックホールに入って、特異点通過して、わけわからん次元通って、ブラックホールから出てきてもクーパーを守ってくれた宇宙服凄すぎありがとう🙏
・色々お膳立てしてくれた“彼ら(バルク生命体)”は“未来の人類”説が有力だが…個人的には『メッセージ』のヘプタボット説を推したい(笑)彼らはばかうけに乗って人間に5次元的時間感覚を教えに来てくれたくらいだし…今度はクーパーを通して量子重力理論の解決を与えて人類が重力を扱えるように助けてくれたんじゃない?(適当)w🙄
今年はただでさえオッペンハイマーのせいで量子力学を勉強し始めたのに、今度は相対性理論勉強したくなってきたし、いつかは量子重力理論も理解したくなってきた。
ノーランさんどうしてくれるのぉ😠(大好き)