音や映像が心地よかった。地面や瓶に打ちつける雨音、流れる水の音。モヤがかかったような街の世界、暗闇の中の光の筋。
あらすじはまったく掴めず笑 ろうそくを消さずに歩くシーンの長回しはなんてことのない、…
通訳とともにイタリアを訪れている詩人で作家のアンドレイ。彼はロシア人音楽家・サスノフスキーの伝記を書くため、サスノフスキーがかつて過ごしたこの地にモスクワからやってきていた…という話。
一度見…
タルコフスキーが撮った映像のなかで、最も緊張感に満ちた美しい作品のように思う。完成度の高い写真の1枚1枚が動いているような印象さえあり、どこか逃げ出したくなるくらいに圧倒される。
その美しさの核心…
情報の量は少ないけど、濃さが半端じゃない
色のある世界と色のない世界が使い分けられていて、色のない世界は主人公アンドレイの夢、記憶、あるいは想像を映し、色のある世界は現実を映す
でも色のある世界…
よくわからんが退廃的な映像美がズブズブと心をセピア色に染めていくような感覚。
廃墟を回ってるだけでも映画って成立するよ(言い過ぎ)。
最初のほうの遠くに天使が見えるシーンと、最後の雪の中のシーンが…