国際秘密部隊の活躍を描いたSFアクションヒーロードラマ「G.I.ジョー」の続編。
ドウェイン・ジョンソンが主演、ブルース・ウィリス、イ・ビョンホン、チャニング・テイタム、エイドリアンヌ・パリッキ、D.J. コトローナらが共演。
国際秘密部隊G.I.ジョーは、パキスタンの指導者を殺害し、さらにパキスタンの核弾頭を強奪しようとするが、アメリカ軍に攻撃されて壊滅状態となる。
生き残ったG.I.ジョーのメンバーの3人(ドウェイン・ジョンソン、エイドリアンヌ・パリッキ、D.J. コトローナ)は、初代司令官のジョー(ブルース・ウィリス)や好敵手のストームシャドー(イ・ビョンホン)を仲間に引き入れ、部隊の立て直しを図る。
一方、アメリカ合衆国大統領はサウスカロライナ州サムター要塞で核保有国であるロシア・イギリス・フランス・イスラエル・中国・インド・北朝鮮と首脳サミットを開催し、核軍縮を提案するが.....
前作の続編ですが、主役が前作のチャニング・テイタムからドウェイン・ジョンソンに交代することに加え、大幅にメンバーが入れ替わっている。
ドウェイン・ジョンソンとブルース・ウィリスの共演にワクワクです。
ガンアクションやソードアクション、格闘アクションはもとより、特殊装甲車ハイ・スピード・セントリー(HISS)などの魅力的なメカも大活躍。
ヒマラヤでのアクロバティックなアクションやサムター要塞でのメカ対決、大気圏外での核ミサイル戦など見どころいっぱいです。
核軍縮を阻止することが是とするストリー展開はいかにも核保有国のアメリカらしい。
さらに前作で死んだかに思えた大統領は生きてるし、アメリカと仲の悪いパキスタンをぶっ潰し、北朝鮮にも皮肉たっぷりで、アメリカファーストを鮮明にした作品。
また日本が一瞬登場するのは、作品のマーケット戦略とはいえ嬉しい。
作品公開時には、全米、ロシア、韓国、ドイツ、フランスなどで週末ランキングでトップを獲得し、オープニング世界記録を塗り替えるなど商業的には大成功を収める一方で、ロンドンを崩壊されたイギリスでは受けが芳しくなかったのが笑えます。
アメリカファーストを明確にしたCGを駆使した異次元アクションエンターテイメントです。
2022.12 BS日テレで鑑賞(土曜7時の洋画館・字幕)