サクチューン

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのサクチューンのレビュー・感想・評価

5.0
責任感の強い男が『親友との最悪の解脱』をし、彼にとっての『本物の敵は誰なのか?』を改めて考える。



国際平和維持組織の一員として任務の数々に参加していたキャプテン・アメリカは、仲間であるはず人間から襲撃され誰が本当の敵なのかわからないまま逃亡者となる。
そんなキャプテン・アメリカを最強の暗殺者ウィンター・ソルジャーが追いつめるが、その姿は70年前に死んだはずの親友だった。
というあらすじから始まる本作。

アヴェンジャーズという大作を経て、『人よりちょっと強く、最強の盾を持っているだけの男』が『規模のでかすぎる戦闘に身を投じるところ』が見どころ。
キャプテンアメリカというキャラクターサイズにそぐわないレベルでの戦闘を本作は楽しめます。

他MCUキャラクターは『神様』だったり『空とかを自在に飛べるアーマースーツ』を持ったりと脅威の能力者なのに『それ基準の戦闘規模に巻き込まれる』のは見ごたえ間違いなし!
『ひ弱な体に力と大いなる責任感を与えられた男』なので、あきらめず立ち向かうところは心揺るがされるでしょう。

併せて『親友との最悪の解脱』をすることでその『責任感という夢』と『最悪の現実』を直視し思い悩むところも人間らしい見どころかと思います。

と、言いたいこと沢山ある本作ですがキャプテン・アメリカというキャラクターの思いを確固たる物に変える作品。
とても良い映画なのでご鑑賞してみてはいかがでしょうか!