このレビューはネタバレを含みます
11月9日 8本目(237本目)字幕
_____感想_____
ロボコップ3部作のリブート版。
旧ロボコップと違うのは、主人公アレックス・マーフィは同じであってもリブート版は生きたままロボットにされたと言うこと。
自身の姿を見たアレックスは自殺願望を抱くが、現在の姿は家族が求めたものだと知り生きようともがく。
それに相棒枠もいなくなっており、移動手段も車からバイクに。
バイクチェイスシーンはあったものの、街中でやってほしかった感はある。
てかマシンに選択をさせるって人間味ないなあ…主人公は生きたいだけで警官としての責任感はないのかな?
まあ無理やり生かされてるからマシンに決断させてるのか…旧ロボコップみたいにそこはマシンじゃなくて自分が決めてほしかったな。
_____あらすじ_____
世界中がロボットを導入してるのに対してアメリカでは導入できずにいた。
原因は、ヒューバート・ドレイファス議員が発案した、ロボット配備を規制するドレイファス法と、それを支持する多くの議員。何より、心を持たず命の尊さを解さない機械(ロボット)に人間の生殺を任せることに、世論の根強い反発があるためであった。国内にも販路を拡げたいオムニコープは、パット・ノヴァック司会のTV番組等を利用して世論誘導に努めるが、なかなか上手くいかない。
(ドレイファス法とはロボコップ開発に反対してる方策。)
この状況を打破すべく、CEOのレイモンド・セラーズはサイボーグ技術の権威であるデネット・ノートン博士に協力を求める。
アメリカでロボットが嫌われてる原因は心がない機械に生殺を任せたくないから。
なので心を持ったロボットを開発すべくロボコップ計画を立ち上げる。
選ばれたのは主人公アレックス・マーフィ。
武器の密輸組織のスパイをしていたがスパイがバレて車に爆発物を仕掛けられ、爆発に巻き込まれる。その末重体に。
彼の妻クララはロボコップ計画の同意書にサインしアレックスは生まれ変わる。
しかし自身の姿に絶望し、自殺願望を抱くが家族の求めた結果だと知り自身の姿を受け入れ第二の人生を始める。
しかし早々に問題が発生。人間としての記憶や感情を残したままロボット化したためオムニコープ社が開発したロボット・EM208の下位互換になってしまい基準を満たせない。
さらには犯罪データを脳内に転送していた際、自身が爆発に巻き込まれる事件を転送されエラーを起こす。
その後戦闘モードを追加してマシンに選択させることで一時は解決するが、ロボコップの演説前に突如問題が生じ、ドーパミンの分泌を制御。家族を見ても何の反応も示さず機械的な判断しかできない文字通りのロボットになってしまう。
だが演説にて犯人を捕まえたことでセラーズの思惑であるドレイファス法廃止に世論は傾き始める。
しかしロボコップは捜査中に妻であるクララと再会。それが引き金になりドーパミンドバドバ。感情が蘇りロボコップは自身が巻き込まれた事件の真相を独自に調査し始める。
かつて自分を殺そうとした武器密輸組織を駆逐、遂には警察内部の汚職をも暴き出すに至った。
ロボコップは市民の喝采を浴びるもオムニ社の重役は頭を抱える。
ロボットの販売が自由化された後に不要の存在となり、プログラムの制御を離れ、オムニコープに都合の悪い汚職まで暴きかねなくなったアレックスは危険な存在となっていた。セラーズはアレックスを停止させ、その抹殺を図る。
間一髪、ノートンの助けでラボを脱出したアレックスは、家族を守るためオムニコープに乗り込み、オムニコープのロボットと戦闘を始める。
アレックスは数で圧倒するロボット相手に劣勢に立たされるが、ノートンの通報を受けて現場に駆け付けたルイスに助けられ、脱出を図るセラーズを殺人未遂で逮捕しようとするが、制御プログラムによってセラーズを逮捕できずにいた。
セラーズはクララを人質にしてアレックスを撃とうとするが、制御プログラムを感情で乗り越えたアレックスがセラーズに向けて発砲し、二人は相打ちとなる。
その後ノートンはアレックスを直し、彼は無事に妻子との再会を果たすのであった。
しかし世論ではドレイファス法を支持するノートンとヒューバート・ドレイファス議員に非難が集まっている事をパット・ノヴァック司会のTV番組が報道するところで終わる。