りょうた

17歳のりょうたのレビュー・感想・評価

17歳(2013年製作の映画)
3.8
初体験に幻滅したのかなんなのか、イザベルが体を売るようになった理由はわからない。年上の男に抱かれるためにホテルへ向かう姿はどこか切なさが漂う。両親は離婚し、母親とその恋人、思春期の弟と暮らす。母親は不倫もしているようだ。家庭環境のせいか、刺激が欲しかったのか、父親を求めたのか、男の自分にはわからないが何故か尾を引く。主役のマリーヌ・ヴァクトは抜群に美しく、描写は生々しい。シャーロット・ランプリングと過ごすホテルの時間がとてもいい。
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