2014年度ラジー賞で最低監督賞、最低スクリーンコンボ賞、最低脚本賞、最低リメイク・盗作・続編賞の4部門でノミネート候補リストに入ったいわく付きの作品だなんて…
何て最低そうな作品だっ、バッキャローッ!
アロノフスキー監督がノアの方舟物語に新たな命を吹き込む。人間のゲス黒さ、醜さを巧みに描く。スペクトル感が凄い。洪水シーンのド迫力!壮大なCGと映像美に飲み込まれてしまう。
ラッセル・クロウがノアになる。神の思し召しに従う。パワハラオヤジを極める。強情な野郎が葛藤し、苦悩する。髭で覆い隠しているが、ケツアゴもいつにも増して彫りが深い!
人間はゲスい生き物だということだけはわかった。そして、それほど最低ではない作品だ。良くもないけどねっ!