ナポレオン戦争の時代の1905年、イギリス侵略を目論むナポレオン軍を阻止するために、主人公率いるイギリス軍の軍船が激突する。
ジャケ写がめっちゃしょうもなさそうでずっと敬遠してたけど、思ったよりしっかり作り込まれてて楽しめた。怒涛の海上線、突然の暴風雨、いかにも迫力満点のアクション映画という感じ。同じ年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン』とは異なり、めちゃくちゃ重厚でリアルな海洋冒険譚だった。
監督が『トゥルーマン・ショー』『いまを生きる』のピーター・ウィアーであることと、アカデミー賞では10部門にノミネートされ、撮影賞と音響効果賞を受賞したことを踏まえれば、そりゃそうか…と。良い意味でジャケット詐欺だったかも。