ベルギーの名匠ダルデンヌ兄弟が、オスカー女優マリオン・コティヤールを主演に迎えた社会派ドラマ。
ベルギー、リエージュ。体調不良により休職している工場労働者の女性が、復職間近に突然解雇を告げられる。…
ダルデンヌ兄弟の監督作品には珍しくいつもと違う部分がある。
それはマリオン・コティヤールという名のある俳優が出ていることと、劇中曲を使わないのが当たり前だったが、数シーン流れる場面がある。
でもテ…
私もリストラにあったので見ていて当時を思い出しました。希望退職を募ったが人数が集まらず、55才以上の管理職全員を強制的、応じなければ報復人事。
サンドラも駄目な社長と離れて、より良い勤め先が見つかる…
毎回そうだ。こんな地味な内容なのに、どうしてこんなにも目が離せないのだろう?
主人公の“いま”へ観客を叩き込む、からだ。
シーンシーンのブッきらぼうな繋ぎ(編集)、それによる音の分断。そして、主人公…
絶対自分が苦手なタイプの「BGMがない淡々映画」だと思い、睡眠導入剤として観始めてみたら、普通に面白い内容でした。
ホントすみませんでした(土下座)
絶対陰で「タンクトッパー」ってあだ名で呼ばれ…
映像、台詞、筋書きで駄弁を弄すことなく、あり得る日常を淡々と描きながら、最後の最後で理屈の上での正しさではなく正しいという感性のかけらを投げつける。痛くはないが、忘れ難い形で少しピリッと響く。ここま…
>>続きを読むサンドラが復職することはなかったが、契約社員の青年を守って自ら断ったという結末も含めて、彼女の背中はとても清々しくハッピーエンドと言えるのではないか。
夫とのセックスレスなど、彼女の鬱が何をきっか…
© Les Films du Fleuve - Archipel 35 - Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF(Télévisions, belge) - France 2 Cinéma