孤児として引き取られ、母親が迎えにきてくれることを待ちながら、ひたすら引き取り主の大人たちからの仕打ちに耐え続ける少女チェレの物語。
ここまでどん詰まりの様をひたすら見せられると、正直「かわいそう…
チェレのあまりの救いのなさにどん底まで沈むほどの鬱映画。ホルティ独裁政権下で貧困に喘ぐ農民、労働力として人権すら尊重されないまま引き取られる孤児、養親の思い通りにならないと虐待が待ち受ける。救いの手…
>>続きを読む児童虐待ムービー。具体的にいつ頃の設定かはわからないが労働力にカウントされてた時代。学校に行かせず児童労働(最初は服さえも与えない)なんて現代で発覚したら保護者は社会的な死を免れない。憲兵に告げ口…
>>続きを読むなんかすごいものみた。
サイレント映画の「雀」を彷彿とさせるがもっと重苦しく暗い現実。
フランコ政権下のスペイン然り。
独裁政権の犠牲者が描かれる。
原作小説は実際に孤児だった少女の話を元にし…
廃盤DVDが高騰しまくっていることで有名な本作、宅配レンタルにてついに視聴。
まずこの時代だから撮影出来たのか、冒頭から主演の女の子が素っ裸なのが衝撃。
支給金のために養子にされ、服も与えてもらえず…
1976年ハンガリー(チュレ=みなしご)
監督/ ラースロー・ラノーディ
出演/ ジュジャ・ツィンコーツィ(チュレ)/ ヨージェフ・ビハリ(老人ヴェン・イシュテン)/ アンナ・ナジ(最初の養母)/ …
悪童日記、異端の鳥に続いて東欧子どもつらいつらい映画(カテゴライズ合ってる?)
この世にお前のものなんかひとつもない、あるのはその体だけ!ってセリフがなかなかの破壊力。
そして女の子であることを忘…
裸で奴隷家畜同然の扱いを受ける少女。
絵一つとっても、美しい。
けれども、その少女の波乱な人生は決して絵とは裏腹に美しいものではなかった。
救いのない、悲しい道。
ヴィアドロローサを歩むひとりの少女…