聖書でラザロって人が生き返った逸話があるらしく、今作で開発しているラザロ血清は、まさに死者を蘇生させる薬。
主人公のフランク達は、実験で犬の死体にラザロ血清を投与し、成功。犬は蘇生するが、大学は実験を中止させる。それでもラザロ血清を完成させたいフランク達は、研究室に忍び込む。そんな状況もあり、実験を焦るあまり事故を起こし、フランクは彼女のゾーイを感電死させてしまう。
フランクはゾーイを蘇生させるため、ラザロ血清を彼女の死体に投与する…
全編に渡り綺麗過ぎる。
神を…命を冒涜するような行為を行う映画は新旧色々あるやろうけど、今作は何故これ程までにおどろおどろしさを排除してしまったのか？
そのせいで、禁忌を犯す後ろめたさや不安が画面に表れていない。モンスターの悲哀もない。
なぜ、ジャンプスケアのみでイケると思った？
後半になってやりたい事はわかる。
けど、浅いなぁ。こういう展開に持っていくなら、もっと突き抜けて欲しかった。
2をサム・ライミにやらせばもっとブッ飛ぶかも。
