ジャケ写とゴダールの名前につられて観たものの…
パリに住むロランとコリンヌのブルジョワ夫婦は田舎にある妻の実家へ向かうため週末に車を走らせる。共に愛人のいる2人は死にかけているコリンヌの父から遺産を相続しパートナーをどう殺害しようか企んでいた。しかし2人を乗せた車は交通渋滞に巻き込まれ全く前に進めないイライラから人々は集団ヒステリー状態に陥り2人は信じられない事件や事故に遭遇していく…
ストーリーはこんな感じ。
今から57年前のジャン=リュック・ゴダール監督の作品。
1時間40分、一体何を見せられたんだろうなぁ?って思える作品だよね。
かろうじて物語としては成立するんだけど
途中のシーンは意味あるものなのかな?
車をぶつけイザコザを起こし、ぶつけた相手の夫から銃をぶっ放される…こんな感じでロランとコリンヌの物語は始まる。
かなりのクソ夫婦だよね。最初のシーンも自分たちが悪いのに相手にブチ切れ、事故で渋滞しているのに、しれっと横を通り抜けて行く、悪びれもせず…
その後も自分たちの車が事故ってしまったら人の車を盗もうとするし、道を聞いた人達に何故か腹を立て服に火を付け殺してしまうなどやりたい放題。
何を言いたいんだろう、ゴダール!
その後も意味不明なシーンが…
ラストの展開もそうだったなぁ…
個人的には、今年観た中の作品では1番最悪だったかな…
渋滞のシーンを10分以上流し続けたり、訳の解らない自己主張も10分以上流したり…何なんだろうねぇ…