大好きな監督グザヴィエ・ドラン。
2年ぶりくらいのドラン。これでドラン作品は6つ目の鑑賞になるかな。
好きかと言われたらむしろ嫌い、珍しく刺さらなかった。
死期が近いことを家族に伝えるため12年ぶりに故郷に帰ってきたルイ。
約100分間知らない家族の家族喧嘩を見せられるのはかなりしんどい。12年も帰らなかったルイもルイだが、それなりの理由が家族に垣間見える。自分も家族と仲良い方ではないから、他人と話すよりぎこちなくなってしまうこともある。だからこそ共感できると思ったができなかった。
マリオン・コティヤール、レア・セドゥとフランスの錚々たる俳優達。相変わらずドラン作品は音楽と映像の美しさが凄まじい。