あつぼう

マーズ・アタック!のあつぼうのレビュー・感想・評価

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)
3.6
火星人が地球にやってくる! 宇宙からの交信を受けたデイル米大統領を中心に地球全体が人類初の”未知との遭遇”に歓迎ムード。だが地上に降り立った火星人はレーザー銃を乱射。辺りは殺戮の現場にってお話。

久しぶりに観たけど、よくこれだけ豪華キャストが集まったもんやなぁ。
懐かしい顔ぶれも沢山出演してるけど、やっぱり火星ガールを演じたリサ・マリーのインパクトが凄すぎました。あの歩き方は気持ち悪くてトラウマになりそうです。ピアース・ブロスナンとサラ・ジェシカ・パーカーのキスシーンは確実にトラウマになります。

ティム・バートンでしか描く事の出来ないチープでB級テイスト満載のSF映画で、容赦なく豪華キャストを退場させるのには驚きます。
火星人が地球を侵略しようとするって恐ろしい展開を想像してしまいそうですが、人類の呑気さとオモチャのようなUFOの映像、そして火星人のフォルムや武器など、どこかクスって笑ってしまうんです。気持ち悪さは感じても怖さは全く感じない映画でした。

ガチガチの侵略映画も面白いけど、おふざけに振り切った侵略映画も面白いと実感できました。これもティム・バートンの手腕があってこそですけどね。

久しぶりに「シザーハンズ」が観たくなりました。
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