男二人と女一人による軟体的な愛欲物語は『棒の哀しみ』よりも神代辰巳監督にぴったりの題材で、男と女の不思議で割りきれない関係を終始掘り下げていた神代監督に相応しい佳作(『棒の哀しみ』は劇場作品として、…
>>続きを読むとにかくカメラ本体が回る。グルグル回る。遺作に遺作って言うの、結果論だから好きじゃないけど、これに関しては「これは遺作だ…」って思った。昔の作品に比べて明らかに元気はなくて、でもヘンテコな演出は健在…
>>続きを読むとにかく柳ユーレイがこんなにセクシー人間だとは!という驚き。舞台が鴨川ってのもいいし、まだバブルっぽさ漂う生活感のなさとビデオ画面が妙にマッチしている。サスペンス劇場を経ての神代ならではの家族ドラマ…
>>続きを読む数多の遺作と同じく"軽い"。はじめて神代辰巳監督作品で心の底から感動した。
最後に弟が単に外からフレームインするのではなくパンする向こう側からやってくる。あのレストランでの倒れ方にしてもそうで、カメ…
最後に再び電報が来て、顔色は変えないものの自転車をガタガタ倒しちゃう柳ユーレイの反応が良かった
『デュオ』でも思ったけど柳愛里ってすごい役者。ユーレイが角に来るとはるか奥から猛ダッシュしてくるのが…