巧いッ!低予算ワザあり映画!
演出とアイデアでゾワゾワ見せ切っちゃえる手腕に惚れる。
こんなジャケの映画に言うのも無理あるけどw、ジャンルもストーリーも知らないうちに観たら、監督の画づくりの巧さと演出術の豊富な手数にうっとり唸ると思うわ。
主人公の「着任初日でムキになっちゃってる新米巡査」っていう設定が、(いくら何でもって苦笑しつつw)ドラマを引っ張るのにけっこう効果的にキいてる気がする。
このアンソニー・ディブラシ監督には、『ジェーンドウの解剖』以降失速したウーヴレダル監督を追い越してのし上がって欲しいけど.....フィルモグラフィ観ると「ウチはお化け屋敷モン一本で行くんでぃ!」って頑固一徹なスタンスも垣間見えますので(^^;)多くは求めまへん。
それこそ、「ジャンプスケアなんか使わんでもホラー撮れるんでぃ!」っていう頑固さもギシギシ滲んでてw、なんか水使わないカレー屋さんみたいで惚れるwww。
商売っ気の無さと回転率ド外視なお店ってカンジ。また寄らせてもらうわね、ディブラシ大将!