すばらしいドキュメンタリー。福島原発事故で被害を受けた農家の話を11人の学生が聴きに行く。
その農家の話は体験したものしか語れない生々しく筆舌に尽くし難いもの。それは報道などで知る上滑りの一般論で…
何かを大きく変えたり救ったりするような力はなくても、少なくとも、ここで語られているような不条理に、加担することだけはしたくない。
いくらだって悪気なく、そこに心を寄せることなく生きれてしまう現代で、…
井上監督、馬奈木弁護士リモート舞台挨拶回
11人の学生を乗せたバスが福島の農家 樽川さん宅を訪ねる。
普通に働いていた樽川さんは仕事を辞め、父親い教わりながら代々受け継いだ土地で百姓として暮らす。
…
ほとんど途切れることなく映される樽川さんの語りの中で、彼のありのままが伝わってきた気がする
説得力のある、力のこもった言葉もあればそうで無い言葉もある、間違いなく「生きた」語りだった
1人の語りに誠…
原発事故の放射性物質によって農地を汚染され、父の命を奪われた樽川和也さんと母・美津代さんの話を若者たちが聞きに行く一日を描いたドキュメンタリー。全編の9割を樽川家の居間で撮影しながら、監督は「この人…
>>続きを読む2021/3/13 @ポレポレ東中野
5年前の映画のはずなのに、いま、目の前で語られているように感じた。それが意味することに身体の力がぬけてしまった。今まだ多くの人に観られるべき一本です。
ニュ…
当事者だけにしかできない語り。力あるものが弱いものを虐げ、蔑む構図が見えてくる。自分さえよければいいのか?その問いかけをずっとされているように感じた。
話をする樽川さんは理路整然としている。時々挟ま…
井上淳一監督の上映後トーク付きで鑑賞した。
前作(『愛と希望のまち』)では本当にフクシマに入らず、脚本を書いていたが、東電と国を訴えた原告団の弁護士から言われて現地へ入り、初めて現実を知ったとい…
(C)「大地を受け継ぐ」製作運動体