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N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン

N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトンの作品紹介

N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトンのあらすじ

ギャングスタ・ラップの草分け的存在として、ヒップホップ史にその名を刻みつけ、数々の記録を打ち立てた男たち=N.W.A.の今まで明かされることのなかった内幕を、イージー・E、アイス・キューブら、当時のメンバーたちの貴重なインタビューや、マネージメントを担当するジェリー・ヘラー、メジャーになる前に脱退したアラビアン・プリンス、西海岸ヒップホップの重要人物で、 N.W.A.の活動にも影響を与えた日系レコード店のスティーヴ・ヤノ、さらに、脱退後のドクター・ドレーとデス・ロウ・レコードを立ち上げるシュグ・ナイトを始めとする関係者の貴重な証言とともに、彼らが残した偉業の数々を紐解いていく。また、“ギャング スタ・ラップのゴッドファーザー”と称されるイージー・E の波乱万丈な短き生涯と、死の真相にも迫る待望のドキュメンタリー。

N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトンの監督

マイク・コルベラ

アンドレ・レリス

N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトンの出演者

ドクター・ドレー

アイス・キューブ

イージー・E

DJ・イェラ

原題
NWA & Eazy-E Kings of Compton
製作年
2015年
製作国
アメリカ
上映時間
80分

『N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン』に投稿された感想・評価

イージー・EにフォーカスしたN.W.Aのドキュメンタリー。配信終了間近なんで鑑賞。

自分のイメージだとN.W.Aと言えば先鋭的で攻撃的なリリックで警察の横暴を告発するアイス・キューブと天才的なトラックメイカーのDr.ドレが中心のグループでイージー・Eの印象は薄い。
しかし、これを観るとN.W.Aはイージー・Eがグループの核だったということが分かる。
イージーが創始者だった。クラックの売人で稼いだ金でルースレス・レコード設立したイージーはそこからN.W.Aの音源を発売する。
N.W.Aのメンバーも地元であるコンプトンでギャングとしての知名度を活かして揃えていく。Dr.ドレとは同じ高校だったが、知り合ったのは地元のレコード店のオーナーを通じてのこと。このレコード店のオーナーがN.W.A結成に重大な役割を果たしている。ドレのミックステープを気に入ったオーナーが「すごい奴がいる」とイージーに伝え二人を結びつけた。そして店でルースレス・レコードの音源を推していく。この店のオーナーが居なければイージーが提唱した「ギャングスタ・ラップ」が音楽シーンを席巻することもN.W.Aが大ブレイクすることもなかったように見えた。
この慧眼のレコード店主、スティーブ・ヤノという日系人。大記録を作ったスポーツ選手やノーベル賞受賞者が日系でも何とも思わないけど、N.W.Aを発見したのが日系人て事実は日本人として誇らしく感じる笑

話をイージーに戻すとイージーはギャングスタ・ラップを発明し、そのコンセプト、ファッションをコントロールしN.W.A=ギャングスタ・ラップのイメージを浸透させた。本人もリリックも書くしラップもするけど立ち位置はプロデューサーに近いと思う。ギャングスタと言っても実際メンバーでギャングと言えるのはイージーだけだし。N.W.Aがリアルなギャングスタである象徴的存在でもあった。
また、人を惹き付けるカリスマとギャング的な押しの強さをメジャーレーベルとの交渉、メディア戦略で発揮しグループの知名度を高めることに成功してる。
アーティストってより実業家気質なんだと思った。
正直、あんま興味の湧かない人物像だったが、地元コンプトン警察の黒人に対する蛮行やコンプトンの荒廃を露悪的にリリックにしたことで地元をディスって金に変えてるだけとも見えかねないイメージ戦略とは裏腹に、誰よりもコンプトンを愛していて、地元に寄付をしたり、クリスマスに人種に関係なく貧しい子供(ゲットーだから貧しい子しかいない)にプレゼントを配ったり慈善活動に熱心だった話やシーンの下っ端の人間にも大物気取りをせず気さくに接するエピソードが紹介されると、すげぇいいヤツだったのかと思い、エイズでの早すぎる死に切ない思いに駆られた。
「カネはあるけどエゴがないクールな奴だった」友達がこの言葉がイージーを端的に的確に語ってると思う。

このドキュメンタリー、イージーの知られざる人柄を明かしながら時系列に沿ってN.W.Aの軌跡をわかりやすく纏めてくれていてとても見やすかった。「Fuck The Police」の歌詞に対してFBIが反論の手紙をN.W.Aの送った等のぶっ飛びエピソードに絡めてギャングスタ・ラップがいかに権力に危険視されてたかを描いている。
ギャングスタ・ラップは警察を敵視、ゲットーの品位を貶めているという批判に「彼等はゲットーでの生活を歌ってるだけ、住んでいればわかる」と前述のスティーブ・ヤノは語る。
「マドンナは半裸みたいなかっこで歌っても問題視されないのに、俺らが警察の横暴を歌うと問題視される」とアイス・キューブはインタビュアーに答える。
まあ、そういうことなんだろう。N.W.AがリアルなレベルミュージックでアメリカはAmerikkkcaだってこと。
感想川柳「間違えても 予習になるから まあいいか」

レンタル店でストレイト・アウタ・コンプトンと間違えて借りました。(;・∀・)

イージー・Eの人生を中心にN.W.Aの成り立ちから解散、ルースレスレコードの設立、メンバー内の確執などを紐解いていくドキュメント。

間違えて借りましたがストレイト・アウタ・コンプトンの予習にちょうど良かったかも。(^^;N.W.Aのことはほとんど知らなかったので。アイスキューブは俳優やってるから
辛うじて知ってるくらい。

ヒップホップにそれほど興味がなくても面白いと思います。( ̄ー ̄)
django
3.5
イージー・Eかっこよすぎ。
グランドセフトオートサンアンドレアスを思い出して懐かしくなった。
マジでそういう世界だった。
ドキュメンタリーとして楽しく観れた。
ラップが聴きたくなるね。
成功したら、金と女にご用心!
ラストの方は、『ダラスバイヤーズクラブ』を思い出した。
ちょっと、何も知らずに観たので、最初の方かなり混乱した。
素人には、厳しいところもある。
ただ、そもそもそういう人間は観ないよね?普通。問題ないのかもしれない。

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