息を切らす。森を駆ける足音は、一体誰のものだったか。
記憶の片隅にある。あの時消えた彼は、一体誰だったか。
わからない。この目に映り、この手に触れる世界の存在も。私が私でなくなったその瞬間も。
繰り…
嘘の中で嘘をつくことが本当であるならば、彼が話す言葉は全て本当であったのではないか、と思った。最後の場面で彼はボリスであったのか、ジャンであったのかという根本的な部分までも嘘であったことが言われてい…
>>続きを読むアランさん自身3本目のモノクロ🎬
なんだかんだ6️⃣作目の鑑賞👀なんで、もう慣れてきた😅
🌳の中でナチ軍の激しい銃撃から逃れ、ある小さな村にたどり着いた男(ジャン=ルイ・トランティニャン😺)
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グリエは「考察して欲しい内容を描写してお客に託しておる」とかなんかの雑誌記事で見た事があるが、真意の内側は高IQレベル。
本質的な部分が判ればいいよ、みたいなのが多くどう考えても「細かい所探さない…
初のアラン・ロブ=グリエ監督💫
ジャケ写に惹かれて...
フランス前衛小説家にして脚本家でもある監督が描いたヌーヴェル・ヴァーグ作品。
全体評価がイマイチだけど、嫌いじゃない、なんか惹き付けられた…
20世紀の文学界に起こったムーブメント【ヌーヴォー・ロマン】を代表する作家アラン・ロブ=グリエの映画監督第3作で、ボルヘスの短編『裏切り者と英雄のテーマ』を下敷きに描いたドラマ。
第2次世界大戦末…
難解で知られるアラン・ロブ・グリエの監督3作目で、ウォッチリストに入れたままなかなか手が出なかった作品。やっと観たけど、やっぱり良く分からなかった。レジスタンスの英雄の同志と名乗る男がその英雄の家族…
>>続きを読む(c)1968 IMEC