ニカイドウ

ワンダー 君は太陽のニカイドウのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
5.0
だいぶ前に夏休みの課題図書とかにもなってた海外の児童書が原作。BOOK・OFFにもいっぱい入って来てたなぁ水色のカバーの本。笑
映画は、児童書やしなぁってスルーした。
少し前に今作の続編が映画化されるってニュースを読んだんよなぁ。
「いじめっ子が救われなければ、この話は終わらない」って書いてあって、その言葉がずっと心に残ってた。
で、今回アマプラ配信終了って事もあり、遂に観る事を決める。
…見終えた今、めちゃくちゃ感動してる。
こんなに良い映画やったら、もっと早くに観るべきやったと後悔する程に…感動した。
人生には良いことも悪い事も起こるし、それがトントンなんて事はない。
オギーが家族や学校の周りの人達に恵まれてたって事はあると思う。校長先生とジャック良いよなぁ。
けど、これはオギーだけの物語じゃない。周りのみんなが各章毎に主人公になる。彼ら、彼女らも同じだけ悩んで苦しんで、救われてる。
俺はお姉ちゃんのストーリーに、良くも悪くも1番共感した。
この映画を観て思うのは、『奇跡』。
幸せやから奇跡じゃない。
奇跡を見つけられるから、そこに奇跡があるってわかるんやって。大事なんは、しっかりと見るってことなんよな。
映画自体も優しさのこもった視点で描かれてて、さすが、続編でいじめっ子まで救おうとするだけあるって妙に納得してしまったなぁ。
続編、めちゃくちゃ観たくなった。
ほんで、オギー役の子、特殊メイクしてたから気付かんかったんやけど、『ルーム』と『ソムニア-悪夢の少年-』の子やったとは。
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