日本占領時代の台湾の鉱山における、悲喜交々の人情噺、そして理不尽な悲劇。
観れてよかったのだが、ラストだけがとても残念だった。
また、どうしようもなかったことなのだと思うが、所長役の方の日本語が自然…
日本統治時代の台湾。小作人の兄チュウと弟ウェイは、両親の葬儀費用を工面しようとして、地主に不当な長期契約を結ばされ、奴隷のように働いていた。そんなある日、二人はゴールドラッシュの噂を耳にし、村を抜…
>>続きを読むケイズシネマ 台湾巨匠傑作選2024で鑑賞。ワン・トン監督の「台湾近代史3部作」の3作目。
大正末期〜昭和初期。日本統治下の台湾。
小作人の兄弟は、不合理な契約で働かされる地主のもとを逃げ出し、日本…
日本統治下の台湾。
一攫千金を狙って村から逃げてきた小作人の兄弟。
娼館で下働きする琉球出身の若い日本娘。
日本人の父をもつ孤児の少年。
生活のため体を売る未亡人。
鉱山の冷酷な日本人社長。
鉱山と…
3部作最後ということで、
確かに村と爆弾よりはかなしさや重さがつよかった。
でもとはいえ明るく楽しい部分がたくさんあり、その姿勢そのものが幸せだった。
人を描くのが本当にうまい。
明るさが悲しみに…
わちゃわちゃ喧嘩する人間の肉体の野生的な汗みたいな、犬の喧嘩と何ら変わりない体の交錯の愛くるしい人間の甘い蜜みたいなのが映画のあちこちから垂れてくるのをただ愛しいと思って舐めてた。時たまハリウッドの…
>>続きを読む金と金玉を巡る2組の兄弟、と言っても片方は擬似兄妹であるが、金と金玉にはいつだって搾取の話が付き纏ってくるし、なんせ日本統治下の厳しい時代の物語。鉱山労働に精を出してもその大半は搾取され、労働者達が…
>>続きを読む残酷極まりない世界であり日本の行動を一切肯定はしない。
ただ、この世界に生まれた彼らの一つ一つのアクションは心に響くものがあり、特に終盤間際の娼婦館の男が取る行動と一連のショットがカッコ良すぎた。
…
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