2回目の鑑賞
「傑作映画」と、ひとことで片付けてはいけない違和感がある。
勇気も希望も与えられない。
感動を呼び起こす展開もない。
胸がときめくようなロマンスもない。
ド派手な演出やBGMも何も…
すごい!
大人の話に子供は不在で、子供の話だとしても子供は不在になる。それらすべてが運命のような形で2人に訪れる。警察署?で小四が取り押さえられて、倒れた椅子とその風景だけを写してるシーンがとても良…
映画を観て感動につかまれたときに、その感動をなんとか口にしてみたいという欲望は、いったいどこへ向かうとしているのか。たんに面白かったでは済ませたくないという思いは、おそらくは何らかの過剰さから生まれ…
>>続きを読む©1991 Kailidoscope