🔸24年のけじめを早くつけたい。
スーシェのドラマ版に親しんだ身としては、どうしても比べてしまう…
・原作は、謎解きに重点が置かれる。複雑なパズルのように完成したら、即おしまい。淡白なのだ。
・89年から20年近く続いたドラマ版では、ラストが大きく異なる。
ポワロは法治の絶対を訴え、一方で自らが下した善悪への判断に対して、悔しさをにじます。主演のデヴィット・スーシェの最後の割り切れない表情が印象的だ。
・本作はどうなるのだろうと思っていたが、ラストでポワロが与えたのは、心の平安。いい話風にモノローグが入るのだが…それは復讐の肯定だ。
本作のポワロはどんな信念の持ち主なのか、そこが分からなかった。
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・ルック0.5
・シナリオ0.5
・役者1.0豪華、色んな意味で。
・深度0.5