りょーこ

ターシャ・テューダー 静かな水の物語のりょーこのレビュー・感想・評価

4.0
悲観して下を向くから影しか見えないの
私は希望の光に向かい全ての瞬間を楽しんできたわ

2008年に永眠するまで、92年の生涯に一切の不満はなく、動植物何もかもに幸せを感じ笑顔で生きた絵本作家ターシャ・テューダーのドキュメンタリィ♪

なんとなく見たことのある絵柄だけれど、こうしてしっかり見たのは初めてでした!

18世紀の農家、古い生き方が大好き。
そんなターシャは、息子が建ててくれたバーモント州コーギコテージに暮らす。

自分で種を植え育て上げた植物たちと、鶏やウェルシュ・コーギーのメギーに囲まれ、広大な庭を毎日散歩し、草むしりをし、絵を描く日々。

コーギー大好き過ぎて、一時期13匹も飼ってたとか!天国!!
あの食パンみたいなお尻が13匹分!!!

きゃあぁ~(*´艸`)

肖像画家の母親の影響で絵を描き始め、好みの人形がないと自分で作り、裕福なのに料理まで自分で出来るようになったターシャ。

何かをやりたいと思ったら、まず始めなさい。

と、結婚してからも子育て、農業、絵本作成と1日中動き続けた。

そして91歳の今作でも、ゆっくりながらとにかくあちこち動き回るし快活に語る!

それがとにかく優しくて温かいのです☆

雪でも晴れでも天気に感謝、雑草も可愛い、草の色や花を植えた時の思い出……

何もかもをうっとりと幸せそうに語る姿にほんわかまったり♪

静かな水のようでありたい。

そんな自然そのもののようなターシャの日常を垣間見ることの出来る作品でした(*‘ω‘ *)
りょーこ

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