シャマランにしては珍しい3部作のシリーズ物で、アンブレイカブル・スプリットの続編であり完結編。良くも悪くもシャマランっぽいっちゃあ、ぽい作品だね。
アンブレイカブルの主人公ダン（ブルース）がスプリットの主人公（群れ）と接触し交戦。
だが二人とも捕まってしまい精神病院送りに。そこにはミスターガラス（サミュエル）も入院していて、三人は病院長から「ヒーローもヴィランも居ない」と治療？洗脳？教育？をされる。
精神科医のオバチャンは何かしらの組織の人間で、超人のような人間の存在を公にしないように努めている。
ガラスさんは命をかけて、自分ら三人を証拠に“超人はこの世に存在する”と世界に認知させようと脱獄を試みる…という内容。
壮大なオチが待っているかのように見せかけて、ジワジワと中盤までダレ場をガマンさせ、満を持して面白くなってきた！思ったら最後に肩透かしを食らわす。コレがシャマラン流だ。
ガラスの企みにより病院の収容施設を脱出し、ダンＶＳ群れのガチバトルになるも警察隊の介入で3人とも死んじゃう。なんだこのオチ…
それでもガラスさんの目的を果たし、世間に超人の存在を認めさせた…とは言ってもねぇ。
やっぱりアメコミヒーローをモチーフにした以上は、ブルースには最後に良いところを見せて欲しかったよ。たぶん大凡の人がそう思ったんじゃ無いのかな？
