ひろゆき

ラッキーのひろゆきのレビュー・感想・評価

ラッキー(2017年製作の映画)
2.4
銀幕短評(#758)

「ラッキー」
2017年、アメリカ。1時間28分。

総合評価 48点。

日が のっと出るでしょう。そうすると朝になるでしょう。その日が沈むでしょう。こんどは夜になるでしょう。また日が出て、またその日が沈むでしょう。このくり返しに 動かされて、おなじ生活をくり返す。そういう惰性で ラッキーは人生を生きて、わたしも生きます。ラッキーは人生を死んで、わたしも死にます。ヨガをやろうがやるまいが、筋トレ脳トレをやろうがやるまいが、そんなことは本人が納得して決心すればいいことで、その決心にともなう結果に本人が満足すれば、なにもいうべきことはない。満足ができない結果をめがけて日々を生きるのは、あるいは決心した結果にいつまでも満足しないのは、ゴールポストのない的(まと)をめがけてサッカーボールをけるのといっしょで、あの 日の昇り沈みを ただただ目当てなく見やることを招きます。つまり、自己の満足を得るためには、納得ずくであれば どんなことをしてもいい。それがじぶんの仕合せにつながる。と、いつもそう考えます(迷惑行為はいけませんよ)。ラッキーだって、長生きしようがしまいが、好きなタバコを止めないでしょう? タバコなんて、生きているあいだにしか吸えないのだから。

後半、面白みが急降下する映画なので、ラッキーが女の子としっかりハグするところで 離脱することをつよくお勧めします。

アリゾナ州では、あんなに立派なヒト型サボテンが 真っすぐに いくらも生えています。サボテンに囲まれて、荒野に水をまいて作った みごとな 一流ゴルフコースで、プレイしたなあ。あれは めちゃめちゃ暑かったなあ(あまりに暑いので、夏がオフシーズンで安い)。
ひろゆき

ひろゆき