諦めるのだけは論外さ
誤って地雷を踏んじゃった型ワンシチュエーション映画。圧倒的孤独感と虚無感に襲われる絶望の連続。観るだけなのに体力を消耗してしまいました。喉が渇く…
コンセプトは良いのに、前のめりになって楽しむのは難しい本作。淡々としすぎているせいか、主人公のことも好きになれずにエンドロール。幻覚の域を超え、宗教的かつ哲学的なラインまで行くとお手上げ。もっとシンプルな絶望を味わいたかったかも。
ただタイトル通り、これ以上ない「アローン」は味わえたのでそこは高評価です。戦争をする意味や生きる意味について盛り込んでいたのは無理があるけど心に響きました。
2024.12.26 初鑑賞