キラキラした夢の世界と見せかけて、嫌〜な空気が立ち込めるハリウッドで巻き起こる一人の女性を巡る愛憎劇。
人が他者への思いやりや希望を失った成れの果てを観た気がする。
人を人たらしめる物を失った時、…
映画業界が隆盛した1930年代を舞台に描かれる“日陰者たちのハリウッド”。見る前はハリウッド・バビロンを想像していたけれど、実際はそこまで“ハリウッドの醜聞”的な世界には突っ込んでいなかった。映画界…
>>続きを読むケネス・アンガーがスクラップしたデカダンスなハリウッド・バビロンから名声と煌びやかさを抜いて、夢と毒だけ残したような映画。何者でも無いまま暗黒のハリウッドに呑まれる人々。なぜかシンプソンズの父と同姓…
>>続きを読む1930年代の終わり、ハリウッド…
パラマウント社のデザイナーとなった青年トッド・ハケットは、向かいの部屋で暮らす端役女優フェイ・グリーナーと知り合った。たちまち恋に落ちて彼女に告白するトッドだが…
ハリウッドバビロン。大好物。
あの頃のハリウッドにはこれぐらい狂った磁場を放つ場所であってほしい。ぼやーっとした画面で華やか、でもずーっとどこか俗悪で、暴力や死と倒錯があり、栄華の足元には下層の人間…
むかしTV放送で。「真夜中のカーボーイ」のジョンシュレシンジャー監督作品。30年代のハリウッドを舞台にした暗いドラマ。主演は「エアポート75」などのカレンブラック。共演はドナルドサザーランド、バージ…
>>続きを読む凄い。。。
まともな人間が1人も出てこない。
老若男女関係なく胸糞悪い人々に胸糞悪い街。
そこは誰もが憧れる"煌びやかな夢"の街。
ハリウッドのはずなのにだ。
「こんなクソな街も人達も業界も、何も…
映画全盛期、不安な時代のハリウッドを映画いたバックステージものの傑作。ミュージカルでない映画製作現場を題材にした映画は面白いものが少ないので、貴重な作品だ。
裏方であるプロダクションデザイナーの目…
-ハリウッドの暗黒を暴き出す地獄曼荼羅『イナゴの日』(75年)-
1932年9月16日、ペグ・エントウィスルは24歳という若さでハリウッド・サインの「H」の文字の上から投身自殺を遂げた。彼女は…
75年米 豪華絢爛なハリウッドの底辺で夢見る人達が夢も希望も無く終わる話。140分と長く途中何の映画なのかもよく分からないけどノアールとかファムファタールの系譜でラストは勿論教会とかセットとか闘鶏と…
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