膨大な情報量をぎゅぎゅっと閉じ込めた205分。
上映時間に怯みながらも最後まで観られた達成感と、ニューヨークの街のありのままを知ることができたことの満足感。
観て良かったと思う。
図書館の在り方とは。
人と人とを繋ぐ場所として、どうやって地域に貢献していくのか。
単に本の貸し借りのためだけの場所ではなく、地域コミュニティとしての多大なる役割を担う場所。
人々はそこで、
読む。
書く。
調べる。
話す。
歌う。
踊る。
遊ぶ。
学ぶ。
やはりアメリカは討論の国。
図書館勤務の人々が行う会議はもちろん、読書会や様々な著者、著名人たちのトークイベント、コミュニティの集まりなどが次々と映されていく。
ニューヨークの変わりゆく景色、自然、建物とともに。
世の中に還元するってこういうことなのだなと実感する。