原作はラン・バイスーの「男人使用手册」
香港・中国合作で映像化。
邦題「こんなはずじゃなかった!」から変更されている。
こんなはずじゃなかったでいいような気がするけど…。
グルメな若手実業家ジン(金城武)はある日自分の車に落書きしている女性ションナン(チョウ・ドンユィ)を発見する。そんな変な出会いであったが、後日買収予定のホテルで再会する。ションナンはそのホテルの見習いシェフであった。
料理を試食するジンであったが、料理長の皿では満足せず。しかしションナンの料理はジンを満足させるものだった…。
面白かったです。
ロケ地はインターコンチネンタル上海瑞金で36時間しか撮影の猶予が与えられず、キャスト陣は休むことなく撮影に挑んだとのこと。
料理の監修はパティシエのBoboLeeとシェフのJason Oakley。
ロケーションと料理の画はGOOD!どれもこれも美味しそうでこれだけで元を取れた感じ。
高級料理だけが登場するのではなく、香港では爆発的人気の出前一丁も登場する。(映画の舞台は上海です。香港での合作なので、登場したのかな。ちなみに香港での即席麺シェア6割を超えるという恐ろしさ)
実際に小腹が空いたジンが自分で出前一丁を作るのであるが、その作り方はプロデューサー陳可辛のパートナーであるサンドラ・ンが実際に作るときの工程らしい。
久しぶりに買って食べようかな笑
後半になってくるとホテルでの食事よりショウナンの家に通うようになる。金城武が毎日家に来るなんて、なんて羨ましい恋愛なんだ!
夕日のシーン。
互いが好きなものを共有して同じ感情を抱くシーン。コメディから恋愛にスムースにシフトしていくのは観ていて爽快。