監督自らが出演する場合、大抵がその映画における問題の内側、ないしは内側に寄り添う配役を演じそうなものだけど、この監督は外側の人間を演じている。(まあこの映画はクリシャ以外、全員外側みたいなものだ)
…
Mark漏れ。
【STORY】
アルコール中毒で家族と距離を置かざるを得ず、自分の息子も家族に預けてしまっていた孤独なおばあちゃんが、家族の愛・絆を求めて感謝祭の集まりに顔を出す。
【REV…
冒頭の長回しから、バラエティに富んだ演出(撮影・音楽・編集)に、一呼吸もつかせない感じが堪らんクセになる。バカみたいに大家族(実際、息子世代は全員くだらない)だし、アルコールの失態とか鳥料理のくだり…
>>続きを読むトレイ・エドワード・シュルツの描く「家族」には取り返しのつかなさが備わっているから好きだ。
「家族」という関係性の万能さを解体して、「個」にフォーカスする。だが決して「家族」というコミュニティーを否…
ジャケ写的にてっきり魔女系のホラー映画なのかと思ってていつこのおばちゃん変身するんだろとか思いながら見てたけど全然そういう話じゃなかった笑
やっぱあらすじぐらい読んでおかないとダメだな…。
思って…
邦題:クリシャ
原題:Krisha
制作年:2015年
監督:トレイ・エドワード・シュルツ
キャスト:クリシャ・フェアチャイルド
上映時間:83分
鑑賞方法:MUBI 英語字幕
メモ:
「WAVES…
2021-076-072-004
2021.4.29 ユーロスペース Scr.1
短文感想
地獄だなぁ・・・
家族が必ずしも優しく暖かいものでないこと
知ってます
けれど
社会に居場所なく…