淡々とインテリアや生活を静かなトーンで映す映画が見たい気分だったのでよかった そうじゃなきゃ絶対退屈だったな
何も起こってないに等しい一齣一齣に何か緊迫感や美しさがあり、気持ちと視線が持っていかれる…
夫はなぜ収監されたのか、ドアの外でなぜ女が怒鳴っているのか、息子はなぜ母を追い払ったのか、戸棚の後ろから見つかった写真は何なのか、すべて観ている側の推理に任せられる。戸惑いながらもシャーロット・ラン…
>>続きを読むイタリアフランスベルギー/ドラマ
淡々と綴られる日々。
描かれる日常に説明はなく、観ている側に委ねられる。
フランス映画だな、という印象。
日々を丁寧に暮らしているアンナ。
正しい生活をしていて…
ヨーロッパ的
おらおらでひとりいぐも
(私は私で独りでいく)
2017年
イタリア/フランス/ベルギー作品
静かな、静かな作品
私への義務からの解放
完全なる自由
母として
妻として
親子…
備忘メモ(後で、文章化を試みます)
以下限りなくネタバレなので、閲覧は、ご注意ください
日常7: 崩壊しつある日常3
崩壊しつつある日常の象徴、腐敗しつつあるクジラ
分岐点は写真…
色を失った日常が忠実に描かれていて、重い悲しさを抱えながら生きる人の生活を垣間見るようなそんな映画だった。私が主人公の立場に置かれたならどうだろうか、などと自身の生活と比較するように見ていた。日常的…
>>続きを読むシャーロット・ランプリングの演技が全ての映画だった。
夫が警察に出頭する以前から、どこか哀愁が漂う表情でこれは終始貫かれた。
ひとつひとつのカットはどれも絵になり、素晴らしいものだったが、肝心のスト…
少しでも目を離すと筋が判らなくなる程、極端に無駄を省いた削り取られた台詞と映像。圧倒的な存在感のS・ランプリング演ずるアンナを静かに追って移動するカメラ。彼女の冷たく人を射抜くブルーの眼差しにとてつ…
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