角田光代さんのインタビューであった
『この小説を書いていた30代前半は、人間って変わらないと思っていたんですよ。犬派の私はずっと犬派で、男性はみんな、そんな私を怖がり続けるだろう、と(笑)。でも、そこから20年近く生きて、自分やまわりの人間を見ていて学んだのは、人は本当に変わるということ。犬派だけとか猫派だけという人なんかいなくて、みんなちょっとずつ混じっているし、相手との関係性によって立場も何もかも変わっていくんですよね。テルちゃんも、それこそ次に出会った男性で簡単に変化し、葉子みたいにいばり散らしてるかもしれな』
人は本当に変わるということ
恋愛に勝ち負けなんてない
響くねー