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吐きだめの悪魔
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目次

『吐きだめの悪魔』に投稿された感想・評価

TS
3.5
【映画史上最も汚い作品】75点
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監督:J・マイケル・ミューロー
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー
収録時間:102分
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爆笑。なんなんだこれは。でも憎めない。スコア1にするか3.5くらいにするか迷いましたが、『魔の巣』や『ロボットモンスター』とはまた違うカルト具合でして、それなりに楽しんだ自分がいるのでこのスコアにさせていただきました。もう汚い。きたない。キタナイ。見てたら何か匂ってくるんじゃないかというくらい、汚物まみれの下品な映画です笑 そして面白いことに、何も解決しないまま終わりますし、物語の7割くらいは本筋に関係のないもの。30分くらいで終わらせれるものを無理やり100分くらいにした映画であります。

酒場の店主エドが、自分の家の地下から60年もののワインを発見する。格安の1ドルで浮浪者に売っていくのだが。。

このワインを飲んだらぐちゃぐちゃに溶けてしまうという爆笑設定。最初の犠牲者の浮浪者がまさにこのジャケの真ん中にいる異形の存在に成り果ててしまいます。ところが苦しんで溶けて終わりですから、このモンスターが襲ってくることはない。そこは迫力に欠けますが、『死霊のはらわた』を彷彿させられるような彩色豊かなグロ描写を堪能出来ます。太っちょの人なんて溶けるどころか膨らんで大爆破してしまうから抱腹絶倒であります。

で、かなりテンポよく進みそうですが、中盤は誰もこのワインを飲まず、本編に不要な汚い話ばかり。まず舞台の大半が廃棄車両置き場であり、登場人物も浮浪者だらけ。吐く言葉はほとんど汚い言葉であり、上品な人に今作を見せたらひっくり返ってしまうのでは?と言うほどの汚物まみれの作品。こんなものがブルーレイで発売されてるわけですからこの国は暫く平和でありましょう。

で、この作品、なんと男性の恥部が空に飛びます。そんな作品は世界広しと言えどこれだけでありましょう。モザイクも何もなしで映るため、これは『ホステル2』以来の衝撃。これ程インパクトのあるシーンですが本編にはあまり関係ない。結局のところ、なんでこのワインを飲むと溶けてしまうのかということがわからないまま今作は終わってしまいます。まさに超カルトムービー。

これを見ながら美味しくご飯を食べれる人がいたら紹介していただきたい笑 無茶苦茶な作品ですが、何やら憎めない不思議な映画です。忘れたくても忘れられないでしょう。。
溶ける溶ける溶けてゆく!!!

まだまだ、元気に溶けてま~す。w



ホームレス達が屯する、どっかの都会の片隅。
街のホームレス達は元戦争経験者のキチガイリーダー、ブロンソンに怯えながら、洗車して金をねだったり、万引きしたりしながら暮らしていた。

兄フレッドと弟ケヴィンは自動車廃車場で暮らすホームレスの兄弟。
ある日、フレッドは何時もの日課でとある酒屋から60年モノのお酒を盗んだが、絡んできたホームレスオヤジにコッソリ盗まれてしまう。

その酒を便器の上で飲んだオヤジは、ドギツい色の液体をまき散らしながら体がデロデロに溶けてしまった!!!
更に他のホームレスもそのお酒を飲んでしまい、液体をまき散らして溶け、その液体を浴びた一般ピーポーにも被害が出る。

そしてそれとは関係なく(爆)フレッドがマフィアの情婦を連れ込んで、ホームレス達が彼女を犯し殺した事で、ホームレスとマフィアと刑事の三つ巴の戦いが始まるのだった。


溶ける酒、クライマックスまで忘れ去られてる!w




飲むと体がデロデロに溶けちまうお酒によって巻き起こる騒動を描いた、おバカ・ホラー・コメディ。
メジャーで活躍する撮影監督、ジム・ミューロー監督の映画学校の卒業製作作品で、人がデロデロと溶ける事で一部でカルト化している映画。
また、トロマ・エンターテイメントが誕生する前に、トロマのスタッフや制作者が集まって制作されたらしい。

ずっと気になりつつも見る機会がなかった一作だが、偶然動画配信サイトで期間限定配信されてたので鑑賞。


本作、所謂偶像劇の様な内容にはなっているが、主人公の兄弟はあまり目立たず、どちらかというとPTSDでおかしくなったホームレスのリーダーの方が目立っている感がある。
話の繋がりがない上に行き当たりばったりだし、肝心の人を溶かすお酒の存在もクライマックスまでおざなりだったりと、ストーリーに関しては滅茶苦茶もいいとこ。

映像も安いし、全体的にズタボロな一作だが、今作はそのガバガバっぷりに負けぬパワーがある!!!
それも、エロにグロにお下品という、物凄い方面のパワーが。w

何といっても今作のメインである、人間が溶ける激しいゲログロシーン!!!
物凄いどぎつい色で人が溶けてゆく様を、特殊メイクでガッツリ描いており、そのシーンだけでもスプラッター映画ファンは必見だ。
(特殊メイクは「悪魔の毒々モンスター」の特殊メイクを担当した人らしい。)

その反面、中盤は人が溶けるシーンが出なくなり、物足りなさを感じてしまうのだが、女優陣が皆良い具合に脱ぎまくったり、ホームレスのリーダーがヤバい奇行を繰り広げたりと、違う意味で見ごたえがある。w

特に中盤、物凄く唐突に始まるノーモザ☆チン〇ポ☆バスケ(伏字仕事しろ)は余りにもバカバカしすぎて最高!!!www
チ〇ンポ(だから伏字)を切られた男のオーバーリアクションがトロマ感あって何か好き。w
バスケのオチも物凄いおバカで良し!!!

ラストはもう「キリついたしもう終わりでええやろ!」な感じで終わってしまう辺り、一種の潔さも感じる。w
ラスボスの倒し方、溶ける酒関係なくね?w


とまぁそんなこんなで見どころ満載で、カルト化するのも頷ける楽しい一作ではあるが、思ったより人間がデロデロ溶けるシーンが少ないのが少々残念。
後、ホームレス達が物語の中心なので終始画面は薄汚い(爆)し、ゲロを吐きかけたり、〇チンポ〇を(もう伏字に何の意味もない)をちょん切ったり、女を強姦殺する等の汚くてエグイシーンもあるので、人によってはキツイかも。
話も行き当たりばったりでそこに関する面白さは皆無なので、そういう良く出来た話に期待すると確実に失敗しちゃうだろうね。
(する人はいないだろうけど)


だが、本作はパワフルなエログロにおバカなサービス精神が溢れた、素晴らしい逸品だ。w
見れる環境は限られているが、汚い描写やスプラッター描写に耐性があるなら見て損は無い、バカカルト映画の隠れた快作です。
君は空飛ぶチンコを見たか?!


酒屋の地下から発見された古いワインを飲んだホームレスのオッサンたちが、紫や黄色の極彩色もんじゃ焼きの如くドロドロに溶けてゆき、とばっちりを受けた通行人までもがグチョグチョに溶けて死ぬという、狂乱の80年代が生んだカルトホラー!

日本公開30周年記念と言う事で、特典映像てんこ盛りのブルーレイが発売決定し、先日、新宿シネマカリテにて特別上映されたのを観に行った次第であります。
発売予定のブルーレイ版をそのまま上映したのですが、古いB級ホラー映画の割に信じられないほどの高画質(+サラウンド音)で、溶ける際のヴィヴィッドなカラー(人間のどこがあんなに極彩色なのか謎ですが・・・)も非常に映えてました。
そんな折角の高画質なのに、スクリーンに映し出されるものは端から端まで、汚らしい汚物やチンコ、風呂に入ってないオッサンばかりというのが本当にヒドイ(笑)。

原題が「StreetTrash」・・・つまり「通りのゴミ」というタイトルからしてマトモな映画ではないのは分かりますが、例えば製作アシスタントにブライアン・シンガーがしれっと参加していたり、監督をはじめ、スタッフ陣は現在でも第一線で活躍している人材が揃っており、ストーリーがあるのかないのか分からないようなゲテモノ映画のくせしてカメラワークや画作りがちゃんとしていて見栄えが良いのが特徴です。
ステディカムを使った勢いのあるカメラのムーヴ、一枚の画として格好いいカットも散見され、悪役が超人ハルクみたいにドアをぶち破って登場してからのクライマックスに至っては、必殺ガスボンベミサイル炸裂から〜の、まさかのパンツをガン見する生首で本編終了!という奇跡のような一連の流れがもう最高にイカしていて、この映画を撮った奴らは頭もマトモじゃないがセンスが普通じゃねえぐらいブッ飛んでる!と、一気にリスペクトしたくなりましたよ!

もちろん、間違ってもキネ旬のオールタイムベストに選出されるような立派なものではないし、ハッキリ言ってくだらない映画なんですけれど、こういうのにも全力投球して自分たちが持ち得るスキルを出し惜しみなく使っている感が素晴らしいじゃありませんか。
結果的に、カルト映画として名を残したそのパフォーマンスは、疑いようのない実力あってのものなのだと思いました。

・・・・・などと、真面目に褒めちぎっていると、実際に鑑賞した方から強烈なクレームが舞い込む恐れがあるので、ここからはB級ホラーの中でも特に気が狂っているとしか思えない、汚バカな内容についても少し触れておきたいと思います。

前述したように、本筋は「謎のワインによる人間溶解の恐怖」なのですが、実際に観ると、それはあくまでも作品世界のひとつの要素でしかないことに気づくことでしょう。
なにしろ、意外とワインを飲む場面が少ない。
ひとたび飲めば、次の瞬間には「うわー」と唸りだして、紫やら黄色やら緑色のゲロになり便所に流れてしまうわけですが、中盤はほとんどワイン事件は忘れ去られます(苦笑)
捜査していた刑事は、何故か殺し屋と戦ったりホームレスのボスにぶち殺されたりで何の役にもたたないし、仲間の刑事や鑑識も出てこなくなっちゃうわで、人間が溶けるなんて重大事件が起きているにもかかわらず、終盤で主人公(たぶん?)のホームレスが気づくまで、この映画が人間溶解ホラーだということをほっぽり出しちゃっています。
しかも、結局は何も解決しやしないし、ワインの正体も不明のままという投げっぱなしジャーマン状態!

そして、その本筋をあざ笑うかのように、ほとんど関係のない場面に尺を使いまくる贅沢仕様(苦笑)!
チープなベトナムの回想場面、スレスレの人種問題発言がドキドキする万引き場面、街のボスの愛人がゾンビみたいなホームレスたちに襲われる場面、そして楽しげにみんなでチンコ・ラグビー(アメフト?)をプレイするトンデモなチン場面・・・・・
これらは全て本筋とは関係なく、なくても全然支障のない場面なのにけっこうな尺を割いているんですな。

何か、当時の世相を反映したテーマを語りたい、職のない人間で溢れたどん底のアメリカを描きたい・・・そんな作りての想いを込めてあるのは想像にかたくないのですがね、だったら反対にワインで人間が溶けるなんていうキワモノの方を捨てちゃえば良いのに、そちらを本筋にもってくるという暴挙がスゴイというか何というか・・・(汗)。
まあ、そもそも人間が溶けないとダメはダメなんですけど!

つまり、脚本がいきあたりばったりなんでしょうな。
いや、そもそも、ちゃんとした脚本なのかどうかも怪しいものだが・・・(苦笑)。
とにかくアメリカの汚い(この場合は目に見える汚さ)部分をあからさまに見せてしまおうというコンセプトは面白いし、驚くべき下品さにまみれたギネス級の最強ゲログソまみれのフィルムからは、まるでハエがたかりそうな臭いがプンプンしてきて鼻がもげそう!
これこそ真の4D(←「スパイキッズ4D」の匂いカードなんて目じゃないぜ(笑))!

♫目の玉をブドウのように食っちまうぞ〜♫などという、人を食ったようなエンディング曲の歌詞も人並外れた超センスが光っていて、最後の最後、隅から隅まで楽しませてくれる怪作中の怪作!
腐りきった人間社会の縮図、そしてリック・ベイカーの「溶解人間」よりもあり得ない溶け方をその目に焼きつけたい!
そんな好事家の諸君にのみ、全力でオススメ致します!


劇場(新宿シネマカリテ)にて

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