春とヒコーキ土岡哲朗

鈍獣の春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

鈍獣(2009年製作の映画)
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不思議な世界に、笑って、怯えて、なぜか感動する。

ユースケの無邪気と、北村一輝の「デンジャラス」感。
そして、浅野忠信演じる凸ヤン登場。25年ぶりに現れた同級生は、焦る二人に対し、とぼけ続けている。このズレが、笑えるけど得体の知れない脅威も感じる。言っていることが矛盾して、もうわけわからんけど、こりゃ面白くなったぞ。
どんだけ殺そうとしても死なず、テンションが上がっていく凸ヤン。ユーモラスであるほど怖い。