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ペトルーニャに祝福をのcosmos321のネタバレレビュー・内容・結末

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

原題が「多分原題):神は存在する彼女の名はぺトルーニャ」だとしたら、作中知り合いがインタビューでいった言葉が胸に落ちる。

ストーリーサムネ見て、ミソジニーをしっかり扱った、見やすいオブビートなコメディを想像したら後半心痛くなること請け合いの、重い雰囲気の映画だった。成長しているラスト。

タバコの吸い方。吸ってすぐタバコを離す。お母さん蹴る。

宇多丸が「資本主義的な「生産性」に寄与するものだけにしか社会の居場所が与えられない、という構造。」と言っていた縫製工事の絵面
映像の切り取り方、鏡やお店のドアと序盤、父が我慢主人公母親の絵面、幾つかの連なるランプを挟んだ2人の会話。教会の人の切り方。いやーな面接。
男どもの流れに逆らえない比喩的そのままの映像。心痛い取り調べ。何故か開眼していくペトルーニャ。

もう一度観たらもっと深く知れる気もするが見るの辛い…。
面白いは面白い

イリオス
徒花
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